2024.02.04

科学VS炎

皆様こんにちは
宮原です

 

最近少しあったかくなったかと思えば
急に寒かったり、勘弁して頂きたいものです

最近はやはり寒いので、事務所でもお湯を沸かすことが増えたのですが
IHでお湯を沸かすと猛烈に沸騰するのが早いんですね

家にある加熱機器はガスコンロなのですが、沸騰するまでにコップを取り行ったり
洗い物したりしていてもまだ沸騰していない時があります

ただ、IHでお湯を沸かすとコップを取りに行くくらいでお湯が沸騰してしまうんですね

一体どんな仕組みでこんなに違うんだ?とちょっと疑問に思ったので調べてみました

 

まず、大きな違いとしては
IH=電気を流す
ガスコンロ=ガスを燃焼させる
ですね

( 画僧引用元:https://evdays.tepco.co.jp/entry/2022/06/03/kurashi21)

電気を流すIHですが、磁力発生コイル (誘導加熱コイル) に電流が流れると磁力線が発生し、
この磁力線が金属の鍋を通る時、うず電流に変わり鍋の電気抵抗によって、発熱します

と調べると出てきますが、要するに
電気抵抗と磁力で金属の鍋自体を発熱させ、調理ができるという仕組みになります

一方ガスコンロは見て分かる通り、ガス(メタンガス、あるいはプロパンガス)を燃やして炎を発生させます
その炎で調理器具を加熱する仕組みになります

二つをまとめるとIHは化学変化で鍋自体が発熱する半面、ガスは鍋が火から熱をもらうことに違いがあります

本題ですが、なんでIHの方が沸騰が早いの?というと
電気で温めることが関係しているそうです

IHクッキングヒーターは金属の鍋そのものをヒーターのように発熱させます
鍋そのものを発熱させるので、エネルギーの伝達ロスがとても少なく
熱変換効率は90%になります
そのためお湯も短時間で沸かせるってわけです

効率について詳しく分かりやすい解説を見つけたので引用させていただきました

ガスは例えば4kWのエネルギーで鍋を熱していても、鍋に伝わっているエネルギーは約40%~半分程度といわれています
ガスコンロの場合は、火を使っているので当然近くに行くと熱いですよね

その熱さが、無駄になっているエネルギーになります
そのため、4kWで鍋を熱していても、実質は約半分の2kW程度の熱しか鍋には伝わっていません

それに対してIHは、約90%以上が熱に変換されるので、3kWでのエネルギーは、2.7kWの熱が鍋に伝わっていることになります

そのため、IHの方が火力が強くなります

(引用元:エコ突撃隊 知っているつもり!?ビルトインIHヒーターの原理や基本 https://totsugekitai.com/media/ih%E3%83%92%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%81%AE%E5%8E%9F%E7%90%86.html)

これを読んで、科学の力ってIHにも使用されていたのかと感心してしまいました。。

今回はお湯を沸かすのはIHの方が断然早いよなというお題でお話しましたが
そんな優れているIHもいいところがある反面、デメリットがあったり、、
ガスコンロにも言えることですよね

かなり奥が深くて面白いのでもっとIHとガスコンロについて
詳しく調べてみようと思います

それでは

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