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2026.06.06
Instagramで見かけるホテルライクなタイル風呂。
憧れるけれど、
「タイル風呂って寒いんじゃないの?」
と不安に思ったことはありませんか?
私たちもお打ち合わせで、この質問を本当によくいただきます。
結論から言うと、
タイル風呂は寒い場合もあります。
ただし、それはタイルが原因ではありません。
実際には、
断熱性能・床材・暖房計画などの設計によって快適性は大きく変わります。
今回は、タイル風呂の寒さについて、実際のお客様の事例も交えながらお話しします。

まず結論です。
ではありません。
昔のタイル風呂が寒かったため、そのイメージが今も残っています。
しかし現在は、
などにより環境が大きく変わっています。
そのため、
「タイルだから寒い」ではなく、「寒くなる設計かどうか」が重要です。

理由はシンプルです。
昔の在来浴室が寒かったからです。
昔のお風呂は、
というケースが一般的でした。
実家のお風呂を思い出すと、
冬は寒かったという方も多いと思います。
その記憶が、
「タイル風呂は寒い」
というイメージにつながっています。
実はお客様が気にしているのは、寒いかどうかだけではありません。
本音は、
「後悔したくない」
です。
標準的なユニットバスでも十分使えます。
それは事実です。
しかし、
家づくりやリフォームは何度も経験するものではありません。
だからこそ、
「十分だから」で決めてしまって、
後から
「あの時やっておけば良かった」
となることを皆さん恐れています。

以前ご相談いただいたお客様も、
最初は標準的なユニットバスを検討されていました。
住宅会社さんからも、
「性能的には十分ですよ」
と言われていたそうです。
しかし旅行先のホテルで体験した浴室の雰囲気が忘れられなかった。
あの薄暗が醸し出すムーディさ。
タイルの質感。
浴槽につかりながら過ごす静かな時間。
その体験から、
「毎日使う場所だからこそ好きな空間にしたい」
と考えられました。
暖房設備や床材にもこだわって設計をして、
「家の中で一番好きな場所になりました」
と嬉しいお言葉をいただきました。
SNSの写真だけで判断すると後悔することがあります。
快適性まで含めて考えることが重要です。
冬場の快適性を大きく左右します。
タイル風呂に限らず重要なポイントです。
足裏が触れる床は満足度に直結します。
見た目だけでなく性能も確認したい部分です。
一般的な浴室用タイルより多少高くなります。
ただし浴室全体の工事費から考えると、大きな差になるケースは多くありません。
毎日触れる場所だからこそ、採用される方が多い設備です。
真っ黒なタイルは目立つ場合があります。
そのため私たちは、グレー系の中でも黒っぽいタイルをご提案することも多くあります。
実際には、「思ったより気にならない」というお声がほとんどです。

機能だけなら優れたユニットバスはたくさんあります。
それでもタイル風呂を選ぶ方がいます。
それは、性能ではなく、
体験に価値を感じているからです。
光の当たり方で変わる表情。
少し湿気をまとったタイルの質感。
浴槽につかりながら眺める壁面。
ホテルやスパのような空気感。
タイル風呂を選ばれる方は、
タイルが欲しいのではありません。
その空間で過ごす時間が欲しいのです。
タイル風呂は寒い。
これは半分正解です。
しかし本当は、
寒いのはタイルではなく、設計や設備計画が不十分な浴室です。
そして、
家づくりで後悔しないために大切なのは、
「十分だから選ぶ」のではなく、
「自分たちが本当に好きな空間かどうか」を考えることです。
快適性とデザイン性はある程度までなら両立できます。
タイル風呂に憧れがあるなら、
その気持ちを諦める前に、ぜひ一度検討してみてください。