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2026.09.06
家づくりやリフォームでキッチンにこだわり始めると、
「せっかくなら高級キッチンにしたい」
「オーダーキッチンも気になる」
という方も多いのではないでしょうか。
ただ、この2つは似ているようで、実は同じものではありません。
高級キッチンだから自由につくれるとは限りませんし、オーダーキッチンだから必ず高級になるわけでもありません。
今回は、水まわりを専門に扱い、オーダーキッチンの製作も行うFloat dyed coaloが、その違いと選び方を解説します。

まず知っておきたいのは、
高級キッチンは“グレード”を表す言葉。
オーダーキッチンは“つくり方”を表す言葉。
ということです。
高級キッチンは、上質な素材やデザイン、設備、ブランド価値を持ったキッチン。
一方、オーダーキッチンは、決められた仕様から選ぶのではなく、希望に合わせて設計・製作していくキッチンです。
つまり、
高級なシステムキッチンもあれば、高級なオーダーキッチンもあります。
どちらが上という話ではなく、選び方そのものが違います。

| 比較ポイント | 高級キッチン | オーダーキッチン |
|---|---|---|
| 基本 | 完成されたブランド・仕様から選ぶ | 希望から設計する |
| 価格 | 高価格帯が中心 | 内容によって大きく変わる |
| 素材・サイズ | ブランドの対応範囲内 | 比較的自由度が高い |
| 設備 | 採用できる機器に条件がある場合も | 使いたい機器から設計できる |
| デザイン | ブランドとして完成度が高い | 空間全体から考えられる |
高級キッチンの良さは、
ブランドとして完成されたデザインと品質を選べること。
ショールームで実物を見て、
「このキッチンが好き」
と思えるのであれば、とても分かりやすい選択です。
天板、扉、取手、収納なども、そのブランドの中で美しくまとまるように考えられています。
「自由につくりたい」というより、
「このブランドの世界観を自宅に取り入れたい」
という方には、高級キッチンが向いています。
クチーナさんやキッチンハウスさんは非常にわかりやすい一例かと思います。
オーダーキッチンというと、
「サイズを自由にできる」
「好きな色にできる」
と思われがちです。
もちろん、それも魅力です。
ただ、Float dyed coaloでは、もっと面白い部分があると考えています。
それは、
欲しいものからキッチンを考えられること。
例えば、
「この食洗機を使いたい」
「この石を天板にしたい」
「この水栓が好き」
「冷蔵庫や家電を見せたくない」
「キッチンっぽく見せたくない」
そんなところから始めても構いません。
キッチンを選んでから希望を当てはめるのではなく、
希望からキッチンそのものを組み立てていく。
これがオーダーキッチンの大きな特徴です。
「高級キッチンとオーダーキッチン、どちらが高いのか?」
これは一概には言えません。
オーダーキッチンは、
などによって価格が大きく変わります。
つまり、
オーダーだから高いというより、何を使い、どこまでつくるかで価格が決まる。
と考えた方が近いです。
オーダーキッチンの自由度は、単に「1mm単位でつくれる」という話だけではありません。
例えば、
シンクとコンロを分ける。
キッチンとダイニングテーブルを一体化する。
冷蔵庫やパントリーまで含めて設計する。
ステンレス、天然石、セラミック、木、金属など、使いたい素材から考える。
つまり、
用意されたキッチンの形から選ぶのではなく、空間そのものから考えられる。
ここが大きな違いです。

Float dyed coaloとして、特に大切だと考えているのが設備です。
水が流れ、排水があり、電気を使い、換気も必要です。
例えば海外製食洗機なら、本体が入るだけではなく、
給排水・電源・面材・巾木・周囲のキャビネットまで考える必要があります。
水栓も、単体では格好よくてもシンクとの相性があります。
レンジフードも、見た目だけではなくダクト経路や建築条件が関わります。
実際にFloat dyed coaloでは、
「この海外製食洗機を入れたい」「この水栓を使いたい」というご希望から、周囲のキャビネットやシンク、配管まで含めてキッチン全体を考えていくことがあります。
だからこそ、
「使いたい設備を入れられるか」ではなく、「その設備をきちんと使えるキッチンをつくる」
ことが重要です。


特に、
キッチンメーカーを見比べているのに、どうもしっくりこない。
そんな方は、別のメーカーを探す前に、
「オーダーキッチンという選び方」
を考えてみてもいいかもしれません。
Float dyed coaloでは、
キッチン本体だけではなく、
水栓、シンク、食洗機、レンジフード、加熱機器、オーブンなど、
実際に使う設備まで含めてキッチンを考えています。
「この中から選んでください」ではなく、
何を使いたいのか。
どんな空間にしたいのか。
そこからキッチンを組み立てていきます。
まだ完成形が決まっていなくても構いません。
「こんなキッチン、できるのかな?」
そのくらいのところから、オーダーキッチンは始まります。
メーカーを回っても答えが見つからない、使いたい機器はあるけれど納まるのか分からない。そんな段階でも、一度ご相談いただければ、できる・できないも含めて一緒に整理していきます。
望月|Float dyed coalo
クセのあるWater Space Designを提案しています。
キッチン、バスルーム、洗面などの水まわりを、単なる設備ではなく、インテリアの一部として考えます。